田七人参について

田七人参の大いなる可能性について

田七人参は、高麗人参など同じ薬草として用いられているウコギ科の人参です。植えてから収穫までに3~7年もかかることから、三七人参とも呼ばれています。

中国雲南省の海抜1500~2000メートルの高地で栽培され、地中の栄養分を吸収する力が極めて強く、いったん収穫すると、その後その土地は10年間雑草も生えないほどにやせ細ってしまうと言われています。
量産できないため、中国では古来から「金不換」、つまり「お金に換えられない」と言われるほど珍重され、一部の特権階級の人しか口にすることができない希少品でした。
現代においてもその希少性は高く、特に「有機JAS」「IFOAM」などのオーガニック認証を取得した田七人参はさらに生産量が少なく、入手困難なものとなっています。

田七人参には、主成分である25種類のサポニンをはじめ、有機ゲルマニウム・フラボノイド・デンシチン・アルギニン・鉄分・ビタミンA・カルシウム・タンパク質・各種アミノ酸などが豊富に含まれています。
食事だけでは摂取しにくいとされる成分も含め、多くの栄養分がたっぷりバランス良く含まれています。
Cere Cyaneイメージ

エイジングケアを変える「田七人参」の力

サプリメントだけでなく、化粧品に配合してそのパワーを生かしたい!という思いから、この化粧品開発プロジェクトはスタートしました。

田七人参の主成分であるサポニンを始め、フラボノイド、各種アミノ酸等はお肌にも有用です。
特に注目すべき「サポニン」は、高麗人参(朝鮮人参)の4~5倍含まれており、天然の界面活性作用により、角層への浸透性を高めお肌を整えます。

その田七人参をより良い成分にするために協力会社の研究開発者と検討を重ねた結果、
たどり着いたのが「発酵技術」でした。

発酵において私たちが大切にしたことは、
1.食べても大丈夫なこと。
2.安全な菌で発酵し、有効性を高めながらもお肌にやさしいこと。

そして、田七人参はオーガニック栽培されたのもを使用し、
数ある発酵抽出方法の中から「3種類の乳酸菌とビフィズス菌」を選択し、独自の発酵方法で田七人参の持つその整肌力を最大限引き出すことに成功しました。

Cere Cyaneイメージ

さらに、この田七人参発酵エキスをランダムサイズの粒子とナノ化した成分を配合し、
角層外からと角層内からのダブルケア。

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「田七人参発酵エキス」は2014年化粧品新規原料として、INCI※1および日本化粧品工業連合会※2に登録され、世界初、田七人参発酵エキスとしてケレキュアネに配合されました。

※1.INCIとはInternational Nomenclature of Cosmetic Ingredientsの略。
「INCI名」とはINCIの命名法ルールに基づいた成分名で、アメリカの化粧品協会のパーソナルケア製品委員会(PCPC)が公表している化粧品成分の国際的表示名称のこと。
INCI登録名: Bifidobacterium/Lactobacillus/Streptococcus/Panax Notoginseng Rhizome/Root Extract Ferment Filtrate
※2.日本化粧品工業連合会登録名:(ビフィドバクテリウム/乳酸桿菌/ストレプトコッカス)/サンシチニンジン根茎/根エキス発酵液