「最近疲れやすい」
「ちゃんとスキンケアをしているのに肌の調子が悪い」
このような方は、もしかしたらきちんとした睡眠がとれていないのかもしれません。
健康と美容のためには、ただ長い時間寝ればいいというわけではなく、「質の良い睡眠」をとることが大切です。
質の良い睡眠をとるためにはどうすればいいのか、簡単にできる方法をご紹介します。
質のよい睡眠をとるためのポイント
1.寝るための環境を整える
質の良い睡眠をとるために、まずは寝室の環境を整えましょう。
音や光の入らない遮音・遮光カーテンをつける、ベージュやグレー、ネイビーなどベッドリネンを落ち着く色味にする、寝るときだけ着るパジャマを用意するなど、寝るための環境を整えるだけで体が休むための準備に入りやすくなり、寝つきがよくなります。
2.夕食は寝る3時間前、入浴は1時間前までに済ませる
食事をとったあとは、2~3時間は消化器官が働いて食べ物を消化しています。その間は、脳や神経も動いたまま。そうすると寝つきにくかったり、眠りが浅くなってしまいます。
入浴後は体が温まって体温があがり、その体温が徐々に下がっていくときにうまく眠りにつくことができます。
そのため、入浴直後のぽかぽかの状態でも、湯冷めして冷え切ってしまった後でもなく、徐々に体温が下がってきている間に眠りに入るのがベスト。
夕食は寝る3時間前、入浴は1時間前までに済ませることがスムーズに眠りにつけるコツです。
3.寝る1時間前にパソコンやテレビを消し、スマホも見ない
パソコンやテレビ、スマートフォンの画面から発している光は、脳を刺激してしまいます。その影響を受けにくくするためにも、寝る1時間前にパソコンやテレビは消して、スマホはベッドから遠い場所に置いておくことをおすすめします。
4.ノンカフェインの飲み物で体をリラックスさせる
寝つきが悪いからとお酒を飲んで寝ようとする人がいますが、それは逆効果。アルコールは睡眠の質の低下や利尿作用により中途覚醒の原因にもなります。
また、コーヒーや紅茶、緑茶などカフェイン入りの飲み物も目が覚めてしまうのでやめましょう。寝る前はノンカフェインのハーブティーや温かいごぼう茶、麦茶などを飲んで体をリラックスさせてあげましょう。
5.ストレスをため込まない
その日あった嫌なことや失敗したことなどを寝る前に考えるのはやめましょう。ストレスがあると、嫌な夢を見てしまい眠りが浅くなったり、翌朝にすっきり起きられなくなってしまいます。寝る前は好きな香りのアロマを焚いて、楽しいことを考えるようにするといい眠りにつけますよ。
女性に好まれるローズ成分が配合されたスキンケア用品で香りを楽しむ、など普段のスキンケアに好きな香りを取り入れる方法もおすすめです。
質の良い睡眠をとるためのテクニックは、実はどれも簡単なこと。今日からでも実践して、健康や美容のために質の良い睡眠をとってくださいね。