きちんとケアできてる? 意外と見られている「手」のお手入れ方法

冬になると寒さだけでなく乾燥も気になりますよね。
顔のお手入れ同様、手のケアもきちんとしないと乾燥からシワにつながってカサカサな手になってしまいます。

特に、冬場の料理や洗い物などの水仕事はさらに手に負担をかけるので注意が必要です。正しいハンドケアで「つやつやスベスベな手」を手に入れましょう。

ハンドクリームだけは卒業! 1プロセス追加して

お風呂上りにお顔のお手入れをする時は、化粧水をつけてから乳液、または美容オイルなどを塗る方が多いと思います。
「化粧水で潤いを与えて、上からミルクやオイルで蓋をする」ということなのですが、これと同じことを手にもしましょう。

もちろん、ハンドクリームだけでも保湿はできますが、さらに化粧水を先に浸透させることで「ふっくらとしたツヤのある手」にすることができます。化粧水を顔に塗った時に、手やコットンに少し残った化粧水をもみ込むようにして手に塗ればOKです。

特に、アミノ酸やヒアルロン酸の入った化粧水は保湿力が高いのでおすすめです。手のひらよりも手の甲の方が乾燥しがちなので手の甲に重点をおいて塗りこんでください。
仕上げにハンドクリームで蓋をしましょう。

ハンドクリームは「温める」が新常識

外出先などでも塗れるようにハンドクリームを常に持ち歩いているという方は多いと思いますが、出先でもワンランク上の保湿が簡単にできます。それは「ハンドクリームは手のひらで温めてから塗る」です。

適量を手のひらに出したら、両手を合わせて伸ばしながら温めてください。ハンドクリームが温まってきたら、手の甲、指、爪のキワなど隅々にまで塗りこみます。

この時、温まったハンドクリームは通常より伸びがよくなっているので、ハンドマッサージをしながら馴染ませるとより効果的です。

指先は手の印象を左右する!? 爪のケアも忘れずに

肌が乾燥するのと同じように、もちろん爪も乾燥します。
爪が割れやすい、白っぽくなっているという方は爪が乾燥している証拠です。爪に潤いを与えるにはハンドクリームよりも、ネイルオイルの方が適しています。

マニキュアのような形をしているものが多く、見た目もオシャレで使いやすく、オイルなので、とてもツヤが出て保湿力も高く爪に栄養を与えることができます。サラッとした質感のものが多いので、ベタつきもなく使用感が良いのも魅力です。

週に1回のスペシャルケアで手を労わろう

日々のハンドケアだけでは補いきれない、年齢によるシワや乾燥の手トラブルは簡単にできるスペシャルケアを試してみてください。

化粧水をたっぷり染み込ませたティッシュで手を包み、上からビニール手袋を装着します。ビニール手袋の用意が無い場合は、ポリ袋やラップを巻くことで代用ができます。

さらに手首のところに輪ゴムをかけて密封するとより効果的です。
そのまま5分程放置して、ハンドクリームなどの保湿クリームで潤いを閉じ込めてください。これだけで驚くほどしっとりとした手になります。

手は体のパーツの中でも目につきやすく、年齢が出やすいところでもあるので常に気を付けていたいところです。
普段手を洗うだけでも、お湯を使うと肌に必要な皮脂まで落としてしまい乾燥につながって、手の小ジワを目立たせてしまいます。
こまめに保湿をして、いつまでも若々しい手を目指しましょう!